お知らせ

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2019年度 社長年頭ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
新しい年を迎えるにあたり、旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に、厚く御礼申し上げます。

 さて、本年、平成から新元号の時代へ遷ろうとしています。弊社の47年の歴史において、これまでの平成の30年間は、世界は元より、日本国や東北地方、地元青森県・市でも様々なことが発生し、とりわけ大きな変化を遂げたと感じています。大きな社会現象の変化は、我々建設業界にも影響していると言えます。消費増税、株・為替、そして都会への一極集中、オリンピック、東日本大震をはじめとする災需要や公共工事増加を要因とする資材高騰、労務者不足など、地方の建設会社にとって厳しい状況となっております。新たな時代がどのようなものになるか、皆様も様々な夢や期待、不安をお持ちのことと思います。2019年の年頭にあたり、弊社の現状と新時代への展望を、皆様と共有させていただきます。

>新たな時代、地方建設会社のあるべき姿 〜受注型からの脱却〜

 我々のような建設業などの請負業、顧客の要望を受けて個別に製品やサービスを提供するビジネスは一般的に「受注型」と呼ばれています。突出した技術やスキル、または対応能力を有している企業は、価格競争に巻き込まれにくく、大きな収益を上げています。しかしながら一方で、顧客ごとの対応が必要になり、ビジネスとしての定型化が難しく、また、売上が発注先の意向に左右されやすいために、ビジネスとしての拡張性に難があるといわれています。突出した技術やスキル、または対応能力を有している企業以外は、発注元の意向に沿った納期・価格が設定されてしまい、価格主導権を握れません。ボリュームが大きく単価の高いものを除いては、ビッグカンパニーになりにくいビジネスモデルです。
 「何でもできるというのは、何もできないのと同じこと」という言葉があります。まさにこれまでの弊社を表している言葉だと思います。何でもできることにこしたことはないですが、アピールの仕方として何でもできるということは、発注元の立場から考えれば、何もできないと同じであり、役割を割り振れないということです。色々なことに興味を持って、色々なことにチャレンジして、色々なスペックを身に付けるのはとてもいいことだと思います。その上で、「何でもできる」ということを強みにしないで、「このプロジェクトだったら自分にはこういう役回りができる」ということを常に明示できることが必要になってくると考えます。
 先ほどの「受注型」とは違い、自らのサービスを商品化・定型化して、顧客に購入の可否を選択してもらうビジネス形態を「プロダクト型」といいます。もちろん、提供する商品やサービスが選ばれるに値する価値を有していなければなりません。故に、徹底的に磨き込まれた強い商品・サービスでなければなりません。一点特化と絞り込みが必要です。徹底的に磨き込まれた強い商品・サービスを自らの意志で開発し販売するこの型は、経営が効率的で、収益性と拡張性を担保できます。何より、価格主導権を自社が握ることになります。今までの優良企業の多くは、このビジネスモデルです。

 我々株式会社西田組は新たな時代を迎えるにあたり、高付加価値、アッパーニッチの自社商品やサービスを開発し「プロダクト型企業」に転身出来るよう努めて参ります。そうすることにより、収益力と規模の拡大の両方を手中に収めることを目指します。創業時に考えたビジネスモデルや、親から受け継いだビジネスモデルを進化・発展させることなくただただ継続していては、ビジネスモデルは時間と共に風化し、当然企業体も寿命を終えることになります。これまで培った経験を活かして技術をさらに研鑽し、お客様のご期待に応え、社会に貢献していくことを目指してまいります。

最後に、本年が皆様にとって実り多く、健康で幸せな一年となりますよう心から祈念し、新年のご挨拶といたします。

株式会社西田組
代表取締役社長 西田 文仁

【株式会社西田組|青森の土木工事・建築工事・解体工事・産業廃棄物処理】

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